パッケージ買い対策の時代

何年か前から出版業界では豪華な「ふろく」を武器にして、ファッション誌や児童向けの漫画雑誌の売り上げをキープあるいは伸ばそうとするようになった。

ところが、今はこれもすでに限界に達している気配もあるような気もしないではない。
あくまで内容勝負の週刊誌などが、休刊・廃刊したと聞くと何とも悲しい気持ちになってしまう。

だが内容で勝負すれば、やはりインターネットに負けてしまうのは仕方ない。
読み手としては記事が読めれば形に残る媒体は不要。

長引く不況に泣き続けている我々からは、コレクター意欲が失われてしまったのだ。
そこで、シロウト考えの提案だが、見た目の美しさやハイクオリティーなデザインを重視した出版をするのはどうだろう?

書籍や雑誌をインテリアのように捉えて、思わず飾っておきたくなるようなパッケージにすれば、いわゆる中身に興味がなくても見た目だけで購入する、パッケージ買いが期待できるかもしれない。
というのは所詮、素人の戯言か。

世の中に受け入れられる商品を開発し販売するのは、想像以上に難しい。
不必要なモノを人は買わないからだ。
必要としているものを出すか、必要だとわからせて買うかのふたつしかないのだ。

細々した理屈は不要。
魅力に感じるものでなければ、誰も手を出さない。

«
»