気取ったギフトや贈り物

心から大切だと思っている人に、心を込めて贈りものをしたいと思った。
ふだんからネットでメッセージを送ったり言葉で気持ちを伝えたりしている。

だけどそれだけではなくて、形のあるものを、アナログなプレゼントをしたいと、ふと思った。
しかし急にそれをやろうとしても、プレゼントだなんてぬくもりのある行動を今まで全くしてきたことがない私は、どうすればいいのか分からなかった。

母の日や父の日、家族の祝い事などを全部スルーしてきたツケがまさかこんなところで回って来るとは。

そして悩み果てて、贈りものを考えるために、視野を広げてみようと滅多に行かない老舗のデパートに足を運んでみた。
バレンタインシーズンだったのだが、ちょうどバレンタインの催事コーナーがあり、田舎では通常買えない高級チョコレートメーカーの商品がズラリ。

これだと私は思った。
やはり効果はてきめんで、更に親密になれたような気がする。
向こうも、ちょっとずつ態度が変わっているように見えるので、ますますその気になっていくのだ。

何かを与えなければ、何も得られないとはよく言われていたのだが、こうして行動することで真意がわかる。
タダだからと、長蛇の列に時間を浪費してまで並んで、粗品を受けとるような人生では、それなりのものしか得られないということも理解出来た。

浅ましい心での行動は、人生にとって豊かになることを拒否する事と同等な気がしてならない。

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